一日、2記事くらい更新したいのですが、いかんせんネタ不足気味です

今日は困った時の上達講座
で、更新していきます
今日のトピックは、これから実戦をやる人や、スパーリングを始めた人ばかりの人向けかな






このトピックは僕の経験則や持論を基に展開してるので、うちの指導者と教え方が違う
そんなの間違いだ
このハゲ
というクレームにはお応えしかねますのでご了承下さい




さて、実戦初心者の方で「防御技術の基礎は教えてもらったんだけど、どうしてもパンチをもらっちゃう」「パンチは見えてるんだけどもらっちゃう」「てか、それ以前にパンチ怖い」という方はいないでしょうか?
そんな皆さんは相手を見る時にどの辺りを見ていますか

結構上記のような方は、相手のパンチを見よう見ようとして、相手の拳を食い入るように凝視するように見ていることが多いような気がします。
パンチを見るんだから、拳を見るのは当たり前でしょ
と思うかもしれませんが、拳をじっと見ていると、パンチが飛んでくる時に相手の拳がいきなり大きくなったように見えてとても避けたり守ったりすることが難しくなります


またそうした視点で見たパンチはとても速く錯覚して見えてしまうため自然と恐怖心も生まれます



↑実戦初心者視点イメージ。こわいっ

じゃあどこをどういう風に見れば良いの
という疑問ですが、ずばり…相手の上体を見るともなく見るが1番だと思います


見るともなく見るってなんだ?誤魔化すなハゲと思った方も多いかもしれませんが、まぁ待ってください

わかりやすく言うと腰から上全体をぼんやり見るような感じですね
視点を拳に集中させてしまうと、前述したデメリットや相手が打つふりをした時に簡単に引っかかったりしまうため、

パンチがスタートする予備動作を見極めて、パンチのスタートを予測する事が、防御にとても重要になってきます



漫画、グラップラー刃牙作者の板垣先生も描いてましたが、並大抵の人間が目でパンチを見て、脳が危険と判断して体に防御するように信号を出して実際に防御する動きより、相手のパンチが自分に届くスピードの方が速いわけです。
ではどうすれば良いか

打つ前に相手の肩が動く動作や、パンチを打つ予備動作を相手の上体全体を見て見抜く目を養っていけば良い訳ですね



鍛えたい人がヘッドギア(フルフェイス推奨)とマウスピースを装着。パートナーはグローブを装着。
鍛えてる人はパートナーの上体全体が視界に入る距離に立ち、パートナーは足を肩幅に開きボクシングの構えでなく自分の両腕を胸のあたりに置いて構えます。
そこからパートナーは相手の頭に向かって、どちらかの手を真っ直ぐ手を伸ばしてきます。ギアをつけた方の人は相手の手にデコをぶつけるように頭を前に出します。
これを続けることによって、相手のパンチに反応する目を養う事ができますよ



受ける人はオデコで受ける時も相手から目を離さないように注意しましょう

触る人はナックルで触ると脳が揺れてしまうのでてのひらでオープン気味に触ってください
どちらの手が伸びてくるかわからないようにフェイントをかけたりするのも有効ですよ


また1発パンチを避けたり守ったり、最悪もらったりしても相手から目線を切ってはいけません

例えば相手のパンチを避けて、頭がめちゃくちゃな位置にあっても、相手を視界に入れておかないと後続打に捕まる可能性がとても高いんです



これには視野を広く持つ、周辺視野を鍛えるトレーニングが必要なのですが、それはまた今度

参考になったかわかりませんが、こちらも不定期で更新しますのでよろしくお願いしますね

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