カテゴリ: ボクシング上達トピック

今日は休日で、出稽古にも行ってないし更新するネタがないー
てことで、今日は結構会員さんから結構ご質問がある、ボクシング用品についてお話していきたいと思います
アフィリエイトの宣伝など一切無し最後に変な壺の紹介などないんで安心してくださいね




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まずうちのジムではWinning社製品の用品を強く推奨しております。
Winningは本社は東京にありますが、生産拠点はなんと福島の二本松にあるんですそしてWinning生産の全てのトレーニングギアが、うちのジムからご注文頂くことが可能です。
しかし、福島に拠点があって繋がりがあるからオススメするわけではなく、間違いなく品質で世界最高級品だからオススメしております
メイウェザーやカネロなど数々の世界最高峰のボクサーが練習や試合で使っている事が、その品質を証明しています。
なによりWinning社製品は全ての製品を職人さんが手作業で作成していて、その分値も張るし納期もそれなりに頂くんですが、それだけの価値があるのが使っていてわかります。
なので、Winning推しで以下の記事を書いていくのでご了承ください







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まず新入会員さんからよく聞く、殴る時に拳が凄く痛いんだけどどうすれば良いですかという声に応えるアイテムから
うちのジムでは無料で貸し出しをしている軍手をつけてもらって、その上からグローブをつけて叩いてもらうんですが、
段々打ち方がうまくなって体重が拳に乗せられるようになって、軍手+グローブのまま練習していると、拳の表皮や手首などがパンチ力に耐えきれず傷ついていきます
そんな時に役立つのが​バンテージですね
テレビとかでよく見る手にぐるぐる巻いてる包帯みたいなあれです。
プロのジムや世界チャンピオンクラスになると、専属の巻く人がいたりしますが、うちのジムでは勿論セルフでやって頂きます(巻いたことがない人には勿論巻き方教えますよっ)
バンテージにはぐるぐる巻く包帯タイプのヤツと、手にすっぽりはめる手袋タイプのヤツがあります。
何が違うのかと言うと、巻き方を覚えたり巻くのが面倒だけど、ある程度カスタムが効くのが包帯タイプ。自由度はあまりないけど、つけるのが簡単でつけた時点で拳の保護が完了するのが手袋タイプですね。
どっちがオススメですか?と良く聞かれるんですが、両方簡易バンテージなので前述したメリットデメリットを自分の性格などから考えてお選び頂けば良いと思います
うちのジムでは両方のタイプのWinning社製品を常備してます消耗品ではありますが、他社製品と比べて丈夫さで上回っていると思います
でも、迷彩柄​ピンクなどお洒落なデザインなども最近は出ているので、品質にそこまで拘りがない方はお洒落なヤツをつけて練習するのも良いかもしれません
軍手なんかより遥かにダメージは軽減されますが、これをつけたから絶対に拳や手首が痛くならないわけではないのでご注意ください






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次にグローブについてこれが一番会員さんからよく、ご質問頂きますね。
ジムではグローブを無料で貸し出してはいますが、みんな使うから臭いしボロボロです
ジムでみんな使ってるグローブを使うのが嫌とか、一年続いた記念にマイグローブが欲しい本気でやりたいから買いたいという声に対してどんなグローブが良いのかザックリ説明していきたいと思います
グローブ選びをする時に、グローブの価値をその人がどこに見出すのかがポイントです
殴った感触の良さなのか?拳の怪我のしにくさなのか?グローブ自体の丈夫さなのか?値段の安さなのか?
なので、これにしたら間違いないっていうのがないんですね
なので国内で最近よく見かけるメーカーのグローブの、個人的な感想やジムでの使用感など書いていくのでご参考にしてください




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Winning
握りやすくて殴りやすい。殴った感触が良い。芯で打てるし、拳の保護もしっかりしてくれる。
内部外部ともにとても丈夫で、公式戦選手が使用しても長持ちする。
とても高価。オーダーカラーリングはあるものの、強いこだわりからデザインに冒険性がない。
本気でやりたい人。長く続けたい人や選手向け。





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TWINS
握りやすさはイマイチだけど殴った感触は良い。
内部の丈夫さがいまいちだけど、外部はそれなりに持つ。皮が若干傷つきやすい気がする。
様々なデザインやカラーがあり、グローブ選びがとても楽しくできる。
値段はwinningの半分くらい。コスパが良い。




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WINDY
握りにくい。殴った時に威力が分散する感じがする。スカスカなイメージ。
内部外部ともに丈夫さはまぁまぁという感じ。マジックテープの寿命が短く感じる。
TWINSと同じく女の子用の可愛いデザインなどがある。
値段はtwinsより更に安価。最初のグローブにオススメ。



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adidas
握りにくく殴りにくい。感触もイマイチ。
内部がかなりもろい。外部はそれなり。すぐクッション材がボロボロになる。
品質に対して釣り合った値段とは思えない。コスパ最悪。
個人的に1番オススメしたくない。




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bodymaker
握りやすさや感触はなかなかだけど、ちゃんと詰め物が入ってるのか疑問になるのがある。
安価タイプは外部も内部も凄くもろい。サムライエッジというタイプはそれなり。
安価品が凄く安い。小学校低学年などには良いと思う。サムライエッジなどの高価品は品質はそれなりだがデザイン性でtwinsやWINDYに劣る。



他にもREYES、RIVAL、GRANT、VENUMなど数多のブランドがありますが、僕の超偏見からざっくり言わせて頂くと…
選手。ボクシングを長くやりたい人。→Winning
ダイエットやフィットネスとして利用する人→WINDYやTWINSをオススメしてます
でもあくまで全部僕の完全な主観ですので、ご理解した上でのご購入よろしくお願いします





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最後にトレーニングウェアについて
それこそ何着てもらっても良いんですが、個人的にオススメな物があるので書かせてください
ずばりアンダーアーマーのコンプレッションウェアです
スポーツ選手が着ているピッチリしたアレです
僕は両肩に脱臼癖があるので、肩の動きが阻害される服は敬遠していたんですが、ジムに来ていた後輩(れーか)にすすめられて着てみたら凄く良くて、それ以来ずっとアンダーアーマーのコンプレッションウェアを着てます
具体的に何が良いのかと言いますと、筋肉の無駄な動きを抑えてくれる。疲労回復や疲労軽減効果がある。速乾性や通気性、保温性などシーズンごとに必要とされる機能があるギアが色々用意されてます。
着るとピチッとする着圧効果から、これを着てトレーニングするようになってからボディラインも凄く良くなったような気がします
女性の方はボディラインがモロに出るので、上に軽い素材のTシャツでも着ると良いと思います
特にフィットネスの会員さんには減量着なんかより、これを強くオススメしたいです




とまぁここまでゴタゴタ、くっそ長く偉そうに書いたので読んでいただけているかわかりませんが、
何か1つでも皆様の楽しいボクシングライフのご参考になっていれば幸いです
では、明日からまた頑張りますおやすみなさい

一日、2記事くらい更新したいのですが、いかんせんネタ不足気味です
今日は困った時の上達講座で、更新していきます今日のトピックは、これから実戦をやる人や、スパーリングを始めた人ばかりの人向けかな
このトピックは僕の経験則や持論を基に展開してるので、うちの指導者と教え方が違うそんなの間違いだこのハゲというクレームにはお応えしかねますのでご了承下さい



さて、実戦初心者の方で「防御技術の基礎は教えてもらったんだけど、どうしてもパンチをもらっちゃう」「パンチは見えてるんだけどもらっちゃう」「てか、それ以前にパンチ怖い」という方はいないでしょうか?
そんな皆さんは相手を見る時にどの辺りを見ていますか
結構上記のような方は、相手のパンチを見よう見ようとして、相手の拳を食い入るように凝視するように見ていることが多いような気がします。
パンチを見るんだから、拳を見るのは当たり前でしょと思うかもしれませんが、拳をじっと見ていると、パンチが飛んでくる時に相手の拳がいきなり大きくなったように見えてとても避けたり守ったりすることが難しくなります
またそうした視点で見たパンチはとても速く錯覚して見えてしまうため自然と恐怖心も生まれます



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↑実戦初心者視点イメージ。こわいっ



じゃあどこをどういう風に見れば良いのという疑問ですが、ずばり…相手の上体を見るともなく見るが1番だと思います
見るともなく見るってなんだ?誤魔化すなハゲと思った方も多いかもしれませんが、まぁ待ってください
わかりやすく言うと腰から上全体をぼんやり見るような感じですね視点を拳に集中させてしまうと、前述したデメリットや相手が打つふりをした時に簡単に引っかかったりしまうため、
パンチがスタートする予備動作を見極めて、パンチのスタートを予測する事が、防御にとても重要になってきます



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↑上体全体が見えてれば怖くない



漫画、グラップラー刃牙作者の板垣先生も描いてましたが、並大抵の人間が目でパンチを見て、脳が危険と判断して体に防御するように信号を出して実際に防御する動きより、相手のパンチが自分に届くスピードの方が速いわけです。
ではどうすれば良いか
打つ前に相手の肩が動く動作や、パンチを打つ予備動作を相手の上体全体を見て見抜く目を養っていけば良い訳ですね






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 この攻撃予測のトレーニングには、デコ受けトレーニングがとても有効です
鍛えたい人がヘッドギア(フルフェイス推奨)とマウスピースを装着。パートナーはグローブを装着。
鍛えてる人はパートナーの上体全体が視界に入る距離に立ち、パートナーは足を肩幅に開きボクシングの構えでなく自分の両腕を胸のあたりに置いて構えます。
そこからパートナーは相手の頭に向かって、どちらかの手を真っ直ぐ手を伸ばしてきます。ギアをつけた方の人は相手の手にデコをぶつけるように頭を前に出します。
これを続けることによって、相手のパンチに反応する目を養う事ができますよ
受ける人はオデコで受ける時も相手から目を離さないように注意しましょう
触る人はナックルで触ると脳が揺れてしまうのでてのひらでオープン気味に触ってくださいどちらの手が伸びてくるかわからないようにフェイントをかけたりするのも有効ですよ



また1発パンチを避けたり守ったり、最悪もらったりしても相手から目線を切ってはいけません
例えば相手のパンチを避けて、頭がめちゃくちゃな位置にあっても、相手を視界に入れておかないと後続打に捕まる可能性がとても高いんです
これには視野を広く持つ、周辺視野を鍛えるトレーニングが必要なのですが、それはまた今度
参考になったかわかりませんが、こちらも不定期で更新しますのでよろしくお願いしますね

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↑お互い顔面ブロックの図(ユウキのギア(笑)



今日も今日とてネタがない
さて、前回の記事ではパンチの打ち方や呼吸法などについてお話しましたが、
今日は「実戦をやってみたい」「スパーリング大会に出てみたい」「試合に出たいという方向けの記事を書いていきたいと思います



まず第1に攻撃の基礎と、防御の基礎が最低ラインできていなければうちのジムではガチス
パーはやらせられません
具体的に言うと、真っ直ぐのパンチがしっかり打てる。ガードの位置やフォームが崩れにくい。などですね基本練習をしっかりしていて、やる気がある人は「やってみるー?」て感じで実戦練習のお誘いがあると思います



実戦練習をする上でまず心がけて欲しいのが、殴ること殴られることに慣れることです
人間、最初は人を殴ることに抵抗があり、顔を殴る寸前でブレーキがかかる事が殆ど
人を殴ることは悪いことなんていうのは小学校低学年でもわかることで、大体の人はその教えをきちんと守って成長し、深層心理に殴っちゃダメということが刻み込まれるわけですね。
しかし、ボクシングは殴ることで点数が入り、倒すことで勝ちとなるスポーツなので、そのブレーキを外さなければ勝つこともできません
まずは、殴るという意識ではなく拳を当ててポイントを取る。相手を倒して試合に勝つという意識を持って実戦練習に臨めるようにしましょう
うちのジムでは初心者から実戦練習を始める方には、僕が好き放題殴られる殴られ屋をして殴ることに慣れてもらっています
殴られ屋といっても、顔面を殴らせないように僕も頑張るので、最初は殴ることを躊躇っている会員さんも、当たらないから段々と本気になって当てに来ます(笑)実戦練習をしてみたいけど迷っている方は是非、声かけてみてくださいね





次にもっともっと難しいこと…
殴られることに慣れましょう実戦を諦める人の大体がみんなここで挫折します。
殴られればグローブヘッドギアをつけていても当然痛いですし、口の中や鼻の中が切れたりはしょっちゅうだし、ひどい時だと顎がずれたり、歯が欠けたり、肋骨が折れたりします
しかししかし、殴られるたびにうずくまったり逃げ回ってたらボクシングというスポーツでは勝てませんし、相手のパンチを怖がっていては自分のパンチを当てるのは難しい



殴られる心がけというか、慣れるためにどうすれば良いか…。ずばり殴られるしかないんですが、最初のうちは相手が殴ってくると思った瞬間に、何かしろリアクションするように心がけましょう悲鳴を上げろとかそういうことじゃないですよ
オデコで受ける、体をひねる、腕を片方上げる、手で払う…それが正解だろうが間違いだろうが、まずは相手のパンチ1つ1つに反応できるようにしましょうパンチ1つ1つに反応できるようになれば、あとは技術をついていかせれば良いだけ。
何より、ボコボコにされたり、痛かったり怖かったり怪我したりしても凹まないでください「これは将来防御技術をあげて殴られないようにする為の痛みなんだ」と言い聞かせて、焦らず慣れていきましょう



さて、今日は書くことがなさ過ぎて実戦練習に臨むための心構え的な事を書いてみましたほかに書いて欲しい記事やネタがありましたら、コメント欄やジムでもお気軽にリクエスト下さい

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↑ミット持つときすらシュッて言ってる

書くネタが無くて困った時のコーナーーーー
ということで、本日はボクシングの呼吸法について書いていきたいと思います


さて、ボクシングを始めたばかりや、やったことがない人がテレビやジムで上手な人が打ち込んでるところを見るとシュッとか言ってると思います。

何あれ?
ツバ吐いてるの?
気合い?
ルールで決まってる?

色々疑問はあるかと思いますが、あれは呼吸法ですパンチを打ち出すタイミングでシュッと言うことで、パンチを戻すタイミングで息が吸えるということですね
人に寄ってはプシュッだったり、フンッだったり、アウッとかハッだったりします(マジです。ちなみに僕はウシッ🐄)
また、ボクシングではパンチが伸びきったタイミングで力を入れる為、この呼吸法をすることでパンチに力を入れるタイミングがわかったりします



中々、最初はシュッシュ言うのが恥ずかしいかもしれませんが、
力が入りすぎてパンチが遅くなっちゃう人や、逆にフニャチンパンチの人は恥ずかしがらず言ってみましょう上達の近道かもしれませんよ



※注
アマチュアボクシングの反則項目に喋らないということが明記されているため、あまりにも大きいシュッや掛け声は注意されます(笑)
またミット打ちやサンドバッグ打ちの際も、気合いを入れるのは構いませんが、まわりの会員さんの迷惑にならない程度にしましょう
また会長のようにシュッて言わなくてもうまくて強い人はいます(シュッて言ってるの見たことない)。

会員さん紹介ネタをお休みするので、今日はボクシング上達トピックを見てくれている会員さん向けに書いていこうと思います
今日はパンチ力アップ講座
パンチ力を上げるにはどうすれば良いのか考えていきたいと思います
あくまで僕の考えなので悪しからず



そもそもパンチ力とはなんぞやってとこから入らないといけないのですが…
僕の考えるパンチ力って単純な殴る力ではなく、当たった時に相手に痛いと思わせたり重大なダメージを負わせる力だと考えてます。
勿論、パンチを強く打つ体の力がいらないわけではありませんし、パンチを打つために必要な筋肉を鍛えるトレーニングは絶対必要ですが、今日はパンチ自体の質を向上させてパンチ力を上げるトレーニングをご紹介したいと思います


自分は過去に色々な人とスパーリングとかマスボクシングをさせて頂いた事があるんですが、
1番衝撃的だったのが福島は会津が産んだ日本アマチュアボクシング史に残る天才の須佐勝明先輩のパンチです。
左フック一撃で顎をずらされ、目の前の景色が3回転ぐらいしました。
後にも先にも、あれほど衝撃的なパンチ食らったことがなかったです
例えるなら鞭の先についた小さなコンクリートブロックが超高速で飛んでくる感じ…。
今をときめく、井上尚弥選手は高校時代にあんな化け物とスパーリングしてたと言うんだから驚きです。。。
なんだかんだ批判される亀田興毅選手も、須佐先輩をスパーリングパートナーとして呼んでいたと聞いて以来尊敬してます



話が逸れましたが、須佐先輩やボクシングの強打者と言われる人達の話を聞いたり、雑誌で見たりすると共通してる点がありました

パンチを面で当てるのではなく点で当てる

という事です。
どういうことかと言うと、パンチで物や人をとらえる時に拳全体じゃなく、拳のどこかのポイントでとらえるという感覚です
物の例えですが、同じスピードで自分に向かってくる同じ材質で同じ重さの棒と針。体に触れて痛いのはどちらでしょう?もちろん針ですよね
パンチもそれと同じで、例えば、ジャブやストレートだったら…
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赤丸で囲んである部分だけを相手や物に当てる感覚で打ちます
最初はサンドバッグなんかで練習すると良いと思います
この感覚を掴むのが意外と難しく、最初は手首ゴキったり、パンチをスカしてガスッてなっちゃったりするかもしれませんが、そこで諦めちゃうとこの感覚はずっと掴めません
難しいと思った人や、始めたばかりの人はゆっくりサンドバッグに上記のポイントを当ててゆっくり拳を戻すという動作を繰り返して、段々早くしていきましょう
ある程度経験がある人も、1Rだけサンドバッグを上記したポイントで軽く触るようにする時間を作りましょう
パンチの質がグンと上がると思います

ボディブローやフックではまた当てるポイントや角度は違ってきますが、上の練習方法で同じようにして相手に当てる拳のポイントの確認をする作業をするように気をつけると効率よく相手にダメージを与えられる練習になると思います
パンチ力ない奴が偉そうに言ってんじゃねーと思われるかもしれませんが、是非とも試してみてください
需要があるかわかりませんが、このコーナーもたまにやりますのでよろしくお願い致します

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